医療で英語を使う仕事|外国人患者の受け入れデータと、看護師・薬剤師・医師に求められる英語

SpeakNow

英語コーチング「SpeakNow」では、 業界最安級の月額29,800円〜(税込)で初心者から中級者向けの「スタータープラン」を提供しています。

コーチ満足度97.9%※1、6ヶ月以上継続率90.5%※2を誇る評価を獲得しています。まずは気軽に利用できる無料カウンセリングの活用をご検討ください。

※1 2025年8月〜2026年8月 自社調査/n=145

※2 2025年8月〜2026年1月入会者/n=147

この記事の監修者

尾形智也(Tomoya Ogata)
SpeakNow創業者
英語学習支援・カウンセリング領域で、これまで1万回に及ぶ無料カウンセリングを担当。自身が経済的な理由で留学を断念した経験を原点に、「留学に行かなくても、日本にいながら質の高い英語学習を続けられる環境」をつくるためSpeakNowを創業した。多くの学習者の悩みや挫折パターンに向き合ってきた経験を活かし、ネイティブ講師と日本人コーチによるダブルサポートを、手に取りやすい価格帯で提供。受講生一人ひとりの目標や生活リズムに合わせて、無理なく続けられる学習設計を提案している。
英語学習プロライター H
ライターリーダー
英語コーチング比較メディアのライターとして3年以上、プログリット・トライズ・ENGLISH COMPANY・STRAIL・ビズメイツコーチングなど主要サービスを中心に、公式情報や口コミ、受講体験談などをもとに継続的に比較・分析を行っています。北米の大学への交換留学経験があり、英語学習者としての実体験を踏まえた視点からの情報整理・解説を心がけています。

「外国人の患者さんが増えてきて、英語で説明できずに困ったことがある」

「医療の経験を活かして、英語も使える職場で働きたい」

看護師・薬剤師・医師などの医療職の方や、医療の仕事に興味がある方の中には、このように感じている方もいるのではないでしょうか。

医療の現場で英語が求められるのは、多くの場合、患者さんの体や命に関わる緊急性の高い場面です。英語ができる医療者は、そうした場面の最前線で頼りにされます。

本記事では、厚生労働省「令和7年度 医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」の結果をもとに、医療の現場で英語がどれくらい必要とされているのかを確認します。そのうえで、職種ごとの英語の使い方と、英語を活かすために必要な条件を整理します。

目次

3行で結論:医療の英語は「資格と経験」に上乗せして活きる力

  • 回答した5,461病院のうち54.6%(2,980病院)が、2025年9月の1か月間に外国人患者を受け入れていました。
  • 一方、医療通訳者を配置している病院は6.4%にとどまり、現場の医療者が英語で対応する場面が残っています。
  • 医療で英語を活かす仕事の多くは、英語力だけでなく、医師免許などの国家資格と実践経験が前提になります。
SpeakNow

英語コーチング「SpeakNow」では、 業界最安級の月額29,800円〜(税込)で初心者から中級者向けの「スタータープラン」を提供しています。

コーチ満足度97.9%※1、6ヶ月以上継続率90.5%※2を誇る評価を獲得しています。まずは気軽に利用できる無料カウンセリングの活用をご検討ください。

※1 2025年8月〜2026年8月 自社調査/n=145

※2 2025年8月〜2026年1月入会者/n=147

はじめに

英語で症状を聞き取ったり、薬の飲み方を説明したりできる自信がない……

医療の現場の英語は、日常会話とは違う緊張感があります。聞き間違いや伝え漏れが、診断や治療の安全に直結するからです。

だからこそ、英語で患者さんと話せる医療者は、外国人患者の受け入れが増える中で大きな力になります。英語力が求められる緊急性の高い現場で、最前で活躍できる仕事です。

一方で、医療で英語を使う仕事の多くは、英語スキルだけでは務まりません。医師免許をはじめとする国家資格や、臨床での実践経験が求められることも多い点は、最初に押さえておきましょう。

データで見る医療現場の外国人患者対応|病院の半数が受け入れ

厚生労働省「令和7年度 医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」は、全国の病院などを対象にした調査です(概要版は2026年9月公表)。外国人患者の受け入れ実績と、言葉の壁への備えを数字で確認できます。

項目結果
2025年9月の1か月間に外国人患者を受け入れた病院54.6%(5,461病院中2,980病院)
都道府県が選ぶ「外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関」のうち、受け入れがあった病院87.3%(780病院中681病院)
医療通訳者を配置している病院6.4%(5,745病院中367病院)
電話医療通訳を利用できる病院13.9%(797病院)
ビデオ医療通訳を利用できる病院5.3%(304病院)
外国人患者の受け入れに役立つタブレット・スマートフォンなどを導入している病院38.3%(2,199病院)
外国人患者受入れ医療コーディネーターを配置している病院2.8%(159病院)

※厚生労働省「令和7年度 医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」の概要版から、SpeakNow編集部が抜粋して作成。外国人患者には、日本に住む外国人・訪日外国人旅行者・医療目的で来日する外国人が含まれます。

通訳がいない病院が多く、現場の医療者が英語で対応する

外国人患者を受け入れた病院は半数を超える一方で、医療通訳者を配置している病院は1割にも届きません。電話やビデオの通訳、翻訳機器で補っている病院もありますが、問診や説明の場面で医療者が直接英語を使う状況は、多くの病院で起こりうると考えられます。

コーディネーターの兼任者は事務職員が最多

外国人患者受入れ医療コーディネーターを置く病院では、兼任者の職種は事務職員(医療通訳を除く)が106人で最多で、医療通訳51人、看護師28人、医師20人と続きました(複数回答)。英語を活かす場は、医師や看護師に限られないことが分かります。

英語が「最前線」で求められた事例|クルーズ船と観光地の災害

医療の英語が特に問われるのは、多くの外国人が一度に助けを必要とする場面です。過去の国内の事例から、英語で伝えることの重さが見えてきます。

ダイヤモンド・プリンセス号:乗員・乗客3,711人への説明

2020年2月、横浜港沖に停泊したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスの感染が広がりました。厚生労働省「ダイヤモンド・プリンセス号現地対策本部報告書」によると、PCR検査で陽性となったのは乗員・乗客3,711人中712名です。

報告書には、乗客の情報不足による不安を解消するため、厚生労働副大臣が船内アナウンスを行い、続けて船長が同じ内容を英語でアナウンスしたことが記されています。その後、同じ内容の手紙を日本語と英語で全乗客の船室に配布しました。多くの国の人が乗る船の中で、正確な情報を英語でも届けることが、医療対応の一部になっていたことが分かります。

観光地の災害:訪日外国人旅行者が情報を得られない

国土交通白書(令和元年版)のコラム「非常時の外国人旅行者の安全・安心確保」では、2018年の大阪府北部地震・台風第21号・北海道胆振東部地震などで、訪日外国人旅行者が災害の状況や交通機関の運行状況を適切に入手できない課題が起きたと振り返っています。

これを受けて国は「非常時の外国人旅行者の安全・安心確保のための緊急対策」を決め、日本政府観光局のコールセンター(Japan Visitor Hotline)で365日24時間、英語・中国語・韓国語で相談できる体制をつくりました。観光地で大きな災害が起きたとき、けがをした旅行者を受け入れる医療機関でも、英語で状況を聞き取り、伝える力が求められます。

医療職ごとの英語の使い方|看護師・薬剤師・医師・医療事務

同じ医療の現場でも、職種によって英語を使う場面は違います。主な職種ごとに整理しました。

職種英語を使う主な場面前提になる資格・経験
看護師問診・バイタル測定・処置の説明・入院生活の案内看護師免許と臨床経験
薬剤師薬の飲み方・副作用・飲み合わせの説明薬剤師免許と調剤・服薬指導の経験
医師問診・診断と治療方針の説明・同意の取得医師免許と診療経験
医療事務・受付受付・保険や支払いの説明・院内の案内医療事務の実務経験(資格は職場による)
外国人患者受入れ医療コーディネーター院内の部署間の連絡調整・患者や家族とのやり取り医療機関での実務経験(事務職員・看護師などが兼任)

※英語を使う場面と前提条件は、SpeakNow編集部が一般的な業務内容をもとに整理したものです。実際の募集条件は医療機関ごとに異なります。

看護師:患者さんにいちばん近い場所で英語を使う

看護師は、入院中の患者さんと最も長く接する職種です。痛みの程度を聞く、処置の前に何をするか説明するなど、短い英語で何度も確認する場面が続きます。

薬剤師:誤解が許されない説明を英語で行う

薬剤師は、薬の飲む量やタイミング、副作用の説明を英語で行う場面があります。数字と時間を正確に伝えることが、英語でも何より大切です。

医師:診断と治療方針を英語で説明し、同意を得る

医師は、症状の聞き取りから治療方針の説明まで、医学的な判断を英語で伝える責任を負います。英語で論文や海外のガイドラインを読む機会も多い職種です。

あわせて読みたい

医療以外で英語を使う仕事や、英語がとっさに出てこない原因も知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

英語を使う仕事一覧|業界・職種・働く場所別に必要な英語力がわかる

英語を使う仕事一覧|業界・職種・働く場所別に必要な英語力がわかる

医療以外も含めて、英語を使う仕事を業界・職種・働く場所ごとにまとめています。

単語は知ってるのに話せない|英語が口から出ない本当の理由

単語は知ってるのに話せない|英語が口から出ない本当の理由

患者さんを前にすると英語が出てこない方向けに、話せない原因と練習法をまとめています。

英語だけでは務まらない|資格・実践経験と最新の募集要項の確認

医療の現場で英語を活かせる場面は確かに増えています。ただし、英語ができることだけを理由に就ける医療職はほとんどありません。

  • 医師・看護師・薬剤師として働くには、それぞれの国家資格が必要です
  • 外国人患者の多い病院や国際対応の部署では、臨床での実践経験が求められることも多くあります
  • 海外で医療職として働く場合は、その国の資格制度に従う必要があります

募集の条件や資格の制度は変わることがあります。目指す職場や資格については、医療機関の募集要項や厚生労働省などの公式情報で、必ず最新の内容を確認してください。

医療職が英語を身につけるための準備

医療の英語は、使う場面がある程度決まっているのが特徴です。自分の職種でよく使う場面から準備すると、短い時間でも現場で使える英語が増えていきます。

  • 自分の職種でよくある場面(問診・服薬説明・受付など)を書き出し、英語で言えるようにしておく
  • 痛みの程度や時間、量など、数字を使った確認を英語で練習しておく
  • 聞き取れなかったときに聞き返す表現を決めておき、分かったふりをしない

「忙しいシフトの合間で、医療の英語まで勉強できるか不安」という方へ。

SpeakNowでは無料の英語力診断付きカウンセリングを実施しています。月29,800円〜(入会金0円・教材費0円)のオンライン英語コーチングで、勤務の合間に続けられる学習計画を一緒に立てられます。判断材料の一つとしてご利用ください。

SpeakNow

英語コーチング「SpeakNow」では、 業界最安級の月額29,800円〜(税込)で初心者から中級者向けの「スタータープラン」を提供しています。

コーチ満足度97.9%※1、6ヶ月以上継続率90.5%※2を誇る評価を獲得しています。まずは気軽に利用できる無料カウンセリングの活用をご検討ください。

※1 2025年8月〜2026年8月 自社調査/n=145

※2 2025年8月〜2026年1月入会者/n=147

よくある質問(FAQ)

医療で英語を使う仕事について、よくいただく質問にお答えします。

Q1. 外国人患者はどれくらい病院に来ていますか。

A1. 厚生労働省の令和7年度の調査では、回答した5,461病院のうち54.6%が、2025年9月の1か月間に外国人患者を受け入れていました。病院ごとの人数は月10人以下が最多でした。

Q2. 英語ができれば医療の仕事に就けますか。

A2. 医師・看護師・薬剤師として働くには国家資格が必要で、英語力だけでは就けません。資格と実践経験に英語力が加わることで、外国人患者の多い現場で活躍の幅が広がります。

Q3. 病院には医療通訳がいるのではないですか。

A3. 調査では、医療通訳者を配置している病院は6.4%でした。電話通訳(13.9%)や翻訳機器(38.3%)で補う病院もありますが、医療者が直接英語で対応する場面は残っています。

Q4. 医療資格がなくても英語を活かせる仕事はありますか。

A4. 調査では、外国人患者受入れ医療コーディネーターの兼任者で最も多いのは事務職員でした。医療事務や受付として経験を積み、英語を活かす道もあります。募集条件は医療機関ごとに確認してください。

Q5. 医療の英語は何から勉強すればいいですか。

A5. まずは自分の職種でよく使う場面(問診・服薬説明・受付など)の表現から始めましょう。数字や時間を正確に伝える練習も、医療の英語では特に大切です。

まとめ:医療の英語は、緊急の場面で患者さんを守る力になる

厚生労働省の調査では、半数を超える病院が外国人患者を受け入れている一方、医療通訳者を置く病院は6.4%でした。クルーズ船や観光地の災害の事例が示すように、緊急時に英語で伝えられる医療者は現場で頼りにされます。ただし、英語を活かす前提として、国家資格や実践経験が求められることも多い仕事です。

医療で英語を活かすための3原則

  • 資格と実践経験を土台にして、英語をその上に積み上げる
  • 自分の職種でよく使う場面から、英語で言えることを増やす
  • 募集要項や資格の制度は、必ず公式の最新情報で確かめる

この3つを押さえれば、今の英語力に自信がなくても、医療の経験を英語で活かす準備を始められます。

最後に──「英語で伝えられる」ことが、患者さんの安心につながる

言葉の通じない国で体調を崩した患者さんにとって、自分の言葉で話を聞いてくれる医療者の存在は何よりの安心です。これまで積んできた医療の経験は、英語で伝えられるようになることで、より多くの患者さんに届きます。

SpeakNowは完全オンラインの英語コーチングで、仕事で使う場面から逆算して学習を設計します。まずは無料の英語力診断付きカウンセリングで、今の英語力と目標の距離を確かめてみてください。

目の前の患者さんに、英語でも「大丈夫ですよ」と伝えられるように。

こんな方はオンライン英語コーチングが向いています(タップで開く)
  • 外国人の患者さんに、英語で説明できずに困ったことがある
  • 看護師・薬剤師・医師などの経験を、英語を使う職場で活かしたい
  • シフト勤務で、決まった時間に教室へ通うのが難しい
  • 医療の場面に合わせた英語を、自分のペースで練習したい
  • 入会金や教材費など初期費用を抑えたい

3個以上当てはまった方は、オンライン英語コーチングのSpeakNowが選択肢に入りやすいタイプです。

SpeakNow

英語コーチング「SpeakNow」では、 業界最安級の月額29,800円〜(税込)で初心者から中級者向けの「スタータープラン」を提供しています。

コーチ満足度97.9%※1、6ヶ月以上継続率90.5%※2を誇る評価を獲得しています。まずは気軽に利用できる無料カウンセリングの活用をご検討ください。

※1 2025年8月〜2026年8月 自社調査/n=145

※2 2025年8月〜2026年1月入会者/n=147

※本記事はSpeakNowの運営チーム(株式会社NEXTs)が作成しています。調査結果は2026年11月3日時点で厚生労働省などが公表していた資料をもとにしています。資格の制度や募集の条件は変わる場合があるため、必ず各機関・医療機関の最新の公式情報をご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次