外資系コンサルの英語力はどのくらい?アクセンチュア・BIG4の求人要件を比較

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※1 2025年8月〜2026年8月 自社調査/n=145

※2 2025年8月〜2026年1月入会者/n=147

この記事の監修者

尾形智也(Tomoya Ogata)
SpeakNow創業者
英語学習支援・カウンセリング領域で、これまで1万回に及ぶ無料カウンセリングを担当。自身が経済的な理由で留学を断念した経験を原点に、「留学に行かなくても、日本にいながら質の高い英語学習を続けられる環境」をつくるためSpeakNowを創業した。多くの学習者の悩みや挫折パターンに向き合ってきた経験を活かし、ネイティブ講師と日本人コーチによるダブルサポートを、手に取りやすい価格帯で提供。受講生一人ひとりの目標や生活リズムに合わせて、無理なく続けられる学習設計を提案している。
英語学習プロライター H
ライターリーダー
英語コーチング比較メディアのライターとして3年以上、プログリット・トライズ・ENGLISH COMPANY・STRAIL・ビズメイツコーチングなど主要サービスを中心に、公式情報や口コミ、受講体験談などをもとに継続的に比較・分析を行っています。北米の大学への交換留学経験があり、英語学習者としての実体験を踏まえた視点からの情報整理・解説を心がけています。

「外資系コンサルに転職したいけれど、英語がどれくらいできれば応募できるのか分からない」

「TOEICは700点台。ケース面接より、英語が足りるかの方が不安」

外資系コンサルへの転職を考えている方、このようにお悩みではないですか?

外資系コンサルの英語力については「TOEIC800点以上は必要」「ファームによる」など、さまざまな情報があります。ですが、その多くは転職エージェントの経験にもとづく目安で、根拠となるデータはあまり示されていません。

本記事では、アクセンチュアとBIG4のコンサルティングファームの日本の求人票700件(2026年10月25〜26日時点)を集計し、英語が必須条件になっている割合と、求人に書かれたTOEICの目安を比べます。英語に自信がない方が知っておきたい職種の違いもあわせて紹介します。

目次

3行で結論:外資系コンサルの英語は「必須」より「加点」、ただし職種で大きく違う

  • 必須条件に英語がある求人は700件中140件(20%)にとどまり、歓迎条件としての記載(34%)の方が多い結果でした。
  • TOEICの目安を書いた求人は102件(15%)あり、点数は700点〜800点台が中心です。
  • アクセンチュアでは、コンサル職の必須は9%なのに対し、人事・経理などの社内部門(コーポレート職)は82%で英語が必須でした。
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※1 2025年8月〜2026年8月 自社調査/n=145

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はじめに

外資系コンサルは英語が話せないと、書類で落とされる気がする……

そう考えて、応募をためらっている方は少なくありません。

ですが、実際の求人票を1件ずつ確認すると、英語を必須にしている求人は全体の2割ほどでした。外資系コンサルでは、英語は応募の足切りというより、あると評価が上がる加点要素として書かれていることが多いのです。ただし、ファームや職種によって扱いは大きく変わるため、応募前に求人票を確認することが欠かせません。

外資系コンサル5社の求人票を集計|必須条件に英語がある割合

2026年10月25〜26日時点で各社の採用サイトに掲載されていた日本の求人をすべて集め、英語の記載を「必須条件」「歓迎条件のみ」「記載なし」の3つに分けました。ファームごとの差がはっきり出ています。

ファーム集計した求人必須条件に英語歓迎条件のみ英語の記載なし
デロイト トーマツ コンサルティング88件33件(38%)28件(32%)27件(31%)
EYストラテジー・アンド・コンサルティング89件29件(33%)52件(58%)8件(9%)
アクセンチュア309件59件(19%)107件(35%)143件(46%)
KPMGコンサルティング101件15件(15%)15件(15%)71件(70%)
PwCコンサルティング113件4件(4%)38件(34%)71件(63%)

※SpeakNow編集部が各社の日本の採用サイト(アクセンチュアは日本の全求人、ほかの4社はコンサルティング会社の中途採用の求人)を集計(2026年10月25〜26日時点)。採用セミナーや説明会など、求人ではない案内ページは除いています。応募資格・必須要件の欄に英語の記載があれば「必須条件」、歓迎・尚可・望ましいの欄や文にだけ記載があれば「歓迎条件のみ」としました。

5社合計では、必須条件に英語がある求人は20%でした。SpeakNow編集部が同じ方法で集計した結果では、GAFA4社は約52%、外資系IT企業6社は39%で、外資系コンサルは英語を必須にしない求人の割合が最も高い結果です。

ファーム別に見る英語要件

同じ外資系コンサルでも、英語の書き方には各社の特徴があります。応募先を選ぶ前に、ファームごとの傾向を押さえておきましょう。

デロイト トーマツ コンサルティング:必須の割合が最も高く、TOEICの目安も明記

88件中33件(38%)で英語が必須と、5社の中で最も高い割合でした。求人票には「【語学・海外経験】(必須)海外オフィスと電話会議が出来るレベル」「(TOEIC目安)800点以上」のように、英語を使う場面とTOEICの目安がセットで書かれているのが特徴です。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング:9割の求人が英語に触れている

必須は89件中29件(33%)ですが、歓迎条件まで含めると9割以上の求人が英語に触れていました。「ビジネスレベルの英語能力(初級レベルでも他のスキル・経験があれば可)」のように、英語が十分でなくても他の経験で補える余地を残した書き方も見られます。

アクセンチュア:コンサル職と社内部門で大きな差

日本の求人は309件と最も多く、英語が必須なのは59件(19%)でした。コンサルタントやエンジニアの求人では「英語を用いた実務経験」が歓迎条件に入る程度のものが多い一方、人事・経理などの社内部門の求人では英語が必須になる傾向があります。人事労務の求人では「英語に抵抗が無く、今後向上したいとお考えの方(英語でのメールに翻訳ツール等を使用し対応できる、英語力の向上に努めることができる 等)」と、今後の伸びしろを重視する書き方もありました。

KPMGコンサルティング:7割の求人に英語の記載なし

101件中71件(70%)で英語の記載がなく、TOEICの点数を書いた求人もありませんでした。英語に触れている求人でも、「ビジネス以上の英語は優遇」「簡単な英語のReadingとWriting」のように、歓迎や優遇として書かれるものが中心です。

PwCコンサルティング:必須は4件、歓迎が3割

113件中、英語が必須なのは4件(4%)だけでした。ただし38件(34%)では「ビジネスレベルの英語力」などが歓迎条件として書かれており、英語があれば選べる案件が広がる書き方になっています。必須の求人では「英語ドキュメントのリーディング」のように、読む力を求めるものが見られました。

求人票に書かれたTOEICの目安は700点〜800点台

GAFAや外資系IT企業の求人ではTOEICの点数がほとんど書かれていなかったのに対し、外資系コンサルでは700件中102件(15%)がTOEICの目安を書いていました。必須条件か歓迎条件かを問わず、記載された点数を集計しています。

ファームTOEICの記載がある求人記載された点数の範囲多かった点数
アクセンチュア57件550点〜800点750点(21件)・700点(17件)
デロイト トーマツ コンサルティング20件700点〜860点730点(16件)・800点(10件)
EYストラテジー・アンド・コンサルティング18件600点〜850点700点・800点(各7件)
PwCコンサルティング7件700点〜800点800点(4件)
KPMGコンサルティング0件——

※1件の求人に複数の点数が書かれている場合は、それぞれを数えています。

TOEICの目安を書いた求人を見る限り、まずは700点台が多くの求人で示される水準と言えます。ただし、点数はあくまで目安で、多くの求人は「電話会議が出来る」「資料を読める」など、英語で何ができるかもあわせて求めています。

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職種(職種名から編集部が分類)求人数必須条件に英語歓迎条件のみ
社内部門(人事・経理・入札管理などのコーポレート職)44件36件(82%)4件(9%)
コンサルタント・エンジニアなど149件14件(9%)58件(39%)
管理職(マネジャー以上の募集)116件9件(8%)45件(39%)

コンサル職では英語は歓迎条件にとどまる求人が多い一方、グローバル本社とやり取りする社内部門では英語が前提になっています。どの立場で入社するかによって、必要な英語の準備は変わると考えておきましょう。

求人票に書かれている英語の中身

英語が必須・歓迎の求人では、英語を使う場面が具体的に書かれていることが多くありました。求人票の記載から、よく見られる場面を紹介します。

  • 海外拠点との電話会議:「海外オフィスと電話会議が出来るレベル」(デロイト トーマツ コンサルティング)
  • 英語でのリサーチ:「英語でのリサーチ、ツール利用が可能」(EYストラテジー・アンド・コンサルティング)
  • 資料作成と社内調整:「プレゼンテーション資料作成、社内のステークホルダー(グローバル含む)とのコミュニケーションに対応できるレベル」(アクセンチュア)
  • 英語の資料を読む:「英語ドキュメントのリーディング」(PwCコンサルティング)

話す場面だけでなく、英語の資料を読む・作る場面も多く挙げられているのが、コンサルの求人の特徴です。

英語に自信がない人の戦い方

集計からは、英語に自信がない方でも外資系コンサルに挑戦する道があることが分かります。次の3つを意識して応募先を選びましょう。

  • 英語が歓迎条件にとどまるコンサル職から応募する(5社の求人の8割は英語が必須ではありません)
  • 「初級レベルでも他のスキル・経験があれば可」のように、経験で補える求人を探す
  • TOEICの目安が書かれた求人では、700点台を最初の目標にする

ただし、歓迎条件に英語がある求人が3割を超えていたように、英語があるとグローバル案件など選べる仕事の幅が広がります。入社後のキャリアまで見据えて、英語の準備を進めておくと安心です。

選考と入社後に向けて準備しておきたい英語

外資系コンサルの求人では、電話会議・英語の資料・社内外との調整が英語を使う主な場面でした。選考に向けては、この3つの場面を想定して準備を進めましょう。

  • 応募したい求人票の英語の行を読み、TOEICの目安と「何ができればよいか」を確認する
  • これまでのプロジェクトの成果を、英語で2〜3分で説明できるようにしておく
  • 英語の資料を読んで要点をまとめ、口頭で説明する練習を重ねる

「自分の英語が、狙うファームの求人に届くのか分からない」という方へ。

SpeakNowでは無料の英語力診断付きカウンセリングを実施しています。月29,800円〜(入会金0円・教材費0円)のオンライン英語コーチングで、目標のファームや職種で使う英語から逆算した学習計画を一緒に立てられます。判断材料の一つとしてご利用ください。

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※2 2025年8月〜2026年1月入会者/n=147

よくある質問(FAQ)

外資系コンサルで働くための英語力について、よくいただく質問にお答えします。

Q1. 外資系コンサルに入るにはTOEIC何点が必要ですか。

A1. TOEICの目安を書いた求人では、700点〜800点台が中心でした。アクセンチュアでは750点、デロイト トーマツ コンサルティングでは730点が最も多く見られました。ただし、TOEICの記載がある求人は全体の15%で、点数を条件にしていない求人の方が多いことも押さえておきましょう。

Q2. 英語ができなくても外資系コンサルに転職できますか。

A2. 5社の求人700件のうち、英語が必須なのは20%でした。特にコンサル職では英語が歓迎条件にとどまる求人が多く、英語以外の経験で勝負できる求人は多くあります。ただし、英語があると担当できる案件の幅が広がります。

Q3. BIG4の中で英語が最も求められるのはどこですか。

A3. 今回の集計では、必須の割合が最も高かったのはデロイト トーマツ コンサルティング(38%)、歓迎まで含めて英語に触れている割合が最も高かったのはEYストラテジー・アンド・コンサルティング(9割以上)でした。同じファームでも職種によって違うため、最終的には求人票ごとに確認してください。

Q4. 入社後はどんな場面で英語を使いますか。

A4. 求人票には、海外拠点との電話会議、英語でのリサーチ、英語の資料の読み込みやプレゼンテーション資料の作成などが書かれていました。話す・読む・書くのすべてを使う場面があると考えておきましょう。

まとめ:外資系コンサルの英語力は「職種」と「TOEICの目安」から逆算する

外資系コンサル5社の求人票700件を集計すると、英語が必須の求人は20%で、多くの求人では英語が歓迎条件として書かれていました。一方で、TOEICの目安を書いた求人では700点〜800点台が中心で、社内部門では英語が必須の求人が大半です。狙う職種の求人票から必要な英語を逆算することが、準備の近道です。

外資系コンサル転職に向けた英語準備の3原則

  • 狙うファーム・職種の求人票で、英語の条件とTOEICの目安を確認する
  • 電話会議・英語の資料・社内調整の3場面を想定して練習する
  • 入社後に選べる案件を広げるために、話す力を伸ばしておく

この3つを押さえれば、英語に自信がなくても、外資系コンサルへの挑戦を現実的に計画できます。

最後に──英語は「足りないから諦める理由」ではなく「入社後に広がる選択肢」

外資系コンサルでは、英語が必須の求人は2割ほどで、英語は入社後の選択肢を広げる力として求められていました。今の英語力で応募できる求人を選びながら、入社後に使う英語を並行して伸ばすことが、現実的な戦い方です。

SpeakNowは完全オンラインの英語コーチングで、狙うファームや職種で必要な英語から逆算して学習を設計します。まずは無料の英語力診断付きカウンセリングで、今の英語力と目標の距離を確かめてみてください。

次の一歩を、「英語ができないから」というあきらめのまま終わらせないために。

こんな方はオンライン英語コーチングが向いています(タップで開く)
  • TOEICの点数はあるが、英語の会議で話すことに自信がない
  • 選考や入社後の英語に向けて、短期間で準備したい
  • プロジェクトが忙しく、決まった時間に教室へ通うのが難しい
  • 目標のファームや職種から逆算した学習計画を立ててほしい
  • 入会金や教材費など初期費用を抑えたい

3個以上当てはまった方は、オンライン英語コーチングのSpeakNowが選択肢に入りやすいタイプです。

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※本記事はSpeakNowの運営チーム(株式会社NEXTs)が作成しています。求人票の集計は2026年10月25〜26日時点で各社の採用サイトに掲載されていた日本の求人をもとにしており、掲載状況や条件は変わる場合があります。応募の際は、必ず各社の最新の求人票をご確認ください。

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