続かない…英会話にへこむ時の乗り越え方

オンライン英会話のレッスンで思うように話せず、落ち込んでしまう…そんな経験ありませんか？ 講師の英語が速すぎて聞き取れない、いざ話そうとすると言葉が出てこない、何度受講しても成長を実感できず焦る――真面目に頑張る人ほど、こうした壁にぶつかって「自分には才能がないのでは？」とへこんでしまいがちです。でも安心してください。それは決してあなただけの悩みではありません。同じように挫折を味わった人は大勢いますし、そこから成長した人もたくさんいるんです。

この記事では、オンライン英会話でへこんでしまう理由を整理し、モチベーションを立て直す方法や英語初心者でも効果が出る勉強法を紹介します。さらに実際の成功体験と、長期的に学習を続けるコツも段階的にお届け。読み終えればきっと前向きな気持ちを取り戻し、「自分もやればできる！」とオンライン英会話に再挑戦する勇気が湧いてくるはずです。それでは、一緒に乗り越えていきましょう！

目次は以下の通りです。

オンライン英会話でへこむ理由

• 講師の英語が聞き取れず落ち込んでしまう
  
• 言いたいことが英語で言えず自信をなくす
  
• 頑張っているのに成長を感じられず焦る

講師の英語が聞き取れず落ち込んでしまう

オンライン英会話で講師の英語が全然聞き取れない…そんなとき、「自分のリスニング力の無さにショック！」と落ち込んでしまいますよね。でも実は、英語初心者にはごく普通の壁なんです。学校では文法中心で、生の英語に触れる機会が少なかったため、講師のナチュラルスピードの英語が「何を言っているのかわからない」のは当たり前。実際、世界116か国の英語力ランキングで日本は92位というデータもあるほどです​。聞き取れなくてへこむのはあなただけではありません。大事なのは、落ち込むより「これから耳を慣らしていけばいい！」と前向きに考えること。最初は聞こえなくて当然、ここから徐々に成長していけますよ。

言いたいことが英語で言えず自信をなくす

言葉に詰まってしまい、「自分はなんて話せないんだ…」と自信をなくしていませんか？ これは多くの学習者が通る道です。頭では言いたいことがあっても、英語の単語や文法がすぐに出てこない。その結果、沈黙が続いたり、伝えたい内容の半分も話せなかったりすると、自己嫌悪に陥りますよね。ですが安心してください。英語でスムーズに話すスキルは、練習で徐々に身につくもの。最初から完璧な文章を作ろうとせず、簡単な表現でも伝えようとする姿勢が大切です。講師はあなたの言いたいことを汲み取ろうとしてくれますし、多少つたなくても通じればOKなんです。むしろ、話そうと努力していること自体が成長への一歩。話せない悔しさは「もっと練習しよう！」というバネにしていきましょう。

頑張っているのに成長を感じられず焦る

一生懸命オンライン英会話を続けているのに、なかなか自分の成長を実感できない…これも挫折しがちなポイントですよね。「毎日頑張っているのに、全然上達していない気がする」と焦ってしまうと、やる気がしぼんでしまいます。ですが、語学の上達はすぐには目に見えにくいもの。実は少しずつ聞き取れる単語が増えていたり、以前より簡単なフレーズで返せるようになっていたりと、あなたも気づかない所で前進している可能性大です。ただ、人は自分の変化には慣れてしまうので、進歩を過小評価しがち。特に真面目な人ほど完璧を求めて「自分はまだまだ」と感じてしまいます。大切なのは、短期間で劇的な変化を求めすぎないこと。英語力はゆっくり伸びるものですから、焦らずに続けていけば必ず振り返ったときに成長に気づける瞬間が来ます。

へこんだ気持ちを立て直すモチベーション回復法

• 小さな成功体験を積み重ねて自信を取り戻す
  
• 他人と比べず、昨日の自分と比較する
  
• 気分転換しつつ英語学習を楽しむ工夫をする

小さな成功体験を積み重ねて自信回復

へこんでしまったときこそ、あえてハードルを下げて小さな成功体験を積むことが大切です。いきなり難しいことに挑戦してまた失敗すると、さらに落ち込んでしまいますよね。そうではなく、「これならできそう」という目標を設定してクリアし、自分に「できた！」と実感させましょう。その積み重ねが自信復活のカギです。例えば、以下のようなステップがおすすめです。

• 簡単な目標を1つ設定する（例：今日のレッスンで新しい英語フレーズを1つ使ってみる）
  
• 目標を達成できたら自分を思い切り褒める。必要なら小さなご褒美を用意する
  
• 慣れてきたら、次第に目標のレベルを上げていく（例：習った表現で3文話してみる）

こうした小さな成功の積み重ねは、雪だるま式に自信を育ててくれます。一歩一歩できることを増やしていけば、「意外と自分やれるじゃん！」と前向きな気持ちが戻ってきますよ。

他人と比べず昨日の自分を基準に

周りの「英語ペラペラな人」と自分を比べて落ち込んでいませんか？ それはモチベーションの大敵です。他人と比べるとキリがありませんし、できない部分ばかり目についてしまいます。それより昨日の自分、過去の自分と比べてみましょう。ほんの少しでも「前はできなかったことができるようになっている自分」に気づければ、それは立派な成長です。例えば、以前は挨拶で精一杯だったのが、今は自己紹介がスラスラ言えるようになっているかもしれません。過去のレッスン記録や自分のノートを見返すのも効果的です。「確かに最初は全然話せなかったけど、今は簡単な受け答えができてる！」と実感できれば、へこんだ気持ちも和らぐはず。成長の基準は常に自分自身。昨日の自分より一歩前進できていればOKなんです。

オンライン英会話を楽しむ工夫で気分転換

落ち込んでやる気が出ないときは、英語学習そのものをちょっと楽しくする工夫をしてみましょう。真面目な人ほど「勉強しなきゃ」と義務感で苦しんでしまいがちですが、それでは余計に気が滅入ってしまいますよね。そういうときは発想を転換！ オンライン英会話のレッスンで自分の好きな話題をリクエストしてみたり、ゲーム感覚で学べる教材を使ってみたりすると、気分がリフレッシュします。また、一旦オンライン英会話から離れて、洋画や海外ドラマを日本語字幕で楽しむのもアリです。「英語って本来楽しいものだよな」と思い出せれば、またやる気が湧いてきます。お気に入りの講師を見つけて雑談を楽しむのも効果的。「この先生と話すのが楽しみ」と思えると、レッスンへの抵抗感も減っていくでしょう。楽しむ工夫ひとつで、落ち込んだ心をリセットしてモチベーションを回復できますよ。

英語初心者でも成果が出る勉強法

• シャドーイングでリスニング力を鍛える
  
• 中学英語の復習で基礎を固める
  
• アウトプットの練習で話すことに慣れる

シャドーイングで講師の英語が聞き取れる耳に

リスニング力をアップさせる定番の勉強法にシャドーイングがあります。シャドーイングとは、お手本の英語音声を聞きながら、少し遅れてそのままマネして声に出す練習法です。一見地味ですが、耳と口を同時に鍛えられる非常に効果的なトレーニングなんです。実際、シャドーイング訓練は英語初級者にとって最も効果的な練習法になり得るという研究結果もあります​。

初心者のあなたでも、毎日5～10分続ければ徐々に英語の音に慣れてきて「あ、このフレーズ聞き取れた！」という瞬間が増えるはずです。ポイントは、意味が全部わからなくても音を真似し続けること。最初は難しく感じても、繰り返すうちに英語のリズムや発音パターンが体に染み込んできます。シャドーイングで鍛えた「英語が聞こえる耳」は、オンライン英会話のレッスンで講師の言葉をキャッチする大きな助けになりますよ。

中学英語を復習して土台を強化

オンライン英会話でうまく話せない原因は、単に英語の基礎力不足かもしれません。基礎とは、中学レベルの基本的な文法や単語力のこと。これがおろそかになっていると、いくら実践練習をしても表現の引き出しが少なくて苦労してしまいます。逆に言えば、中学英語をしっかり復習して土台を固めれば、シンプルでも伝わる英語がスラスラ出てくるようになります。「今さら中学英語？」と思うかもしれませんが、基礎ほど大事なものはありません。プログラミングでも基本の文法を理解せずに応用はできないですよね。それと同じです。

例えば、現在形・過去形といった基本時制を瞬時に使いこなせるだけでも会話の幅は大きく広がります。おすすめは、中学英文法の参考書を読み直したり、簡単な英作文ドリルで練習したりすること。基礎が盤石になれば、オンライン英会話のレッスンでも言いたいことが以前よりスムーズに口をついて出るようになりますよ。地味なようでも最も効果的な近道、それが基礎固めなんです。

アウトプット練習で話すことに慣れる

「頭では文を作れているのに口から出てこない…」それは単純に英語を話す練習量が足りていないからかもしれません。オンライン英会話のレッスン以外でも、意識的にアウトプットの機会を増やしてみましょう。おすすめは独り言英会話。誰も聞いていないところで、見たものや感じたことを簡単な英語でつぶやいてみるんです。

「今日は仕事で疲れたな」を “I’m tired from work today.” のように言ってみるだけでもOK。最初はぎこちなくても、毎日続ければ次第に口が英語に慣れてきます。また、英語日記を書いてそれを音読するのも効果的です。自分の発音を録音して聞き返してみると、客観的に課題が分かり上達を実感しやすくなります。要は、人前だと尻込みしてしまう分、自宅でたくさんしゃべって練習しておこうという作戦です。話すこと自体に慣れてしまえば、オンライン英会話でも萎縮せずスムーズに言葉が出てくるようになりますよ。

成功者の体験談：挫折からの成長

• 半年間聞き取れなかった初心者が簡単な会話をできるようになった例
  
• 英語コンプレックスを克服し自信をつかんだ成功体験

半年で劇的成長：聞けない・話せないからの脱却

ここで、オンライン英会話で挫折しかけながらも成長を遂げた例をご紹介します。30歳のAさん（エンジニア）は、始めた当初は講師の言っていることがほとんど聞き取れず、自分も全く話せない状態でした。毎回レッスン後には落ち込んでいましたが、「それでも続けよう！」と決意し、ある工夫を続けました。毎日のシャドーイングと中学英文法の復習です。最初の3ヶ月は変化が見えず辛かったそうですが、ある日ふと「今の質問、少しわかったかも？」と感じる瞬間が出てきました。その後も継続するうちに徐々に聞き取れるフレーズが増え、6ヶ月経つ頃には趣味や週末の出来事について簡単な会話ができるまでに上達！ 本人も「いつの間にか講師との会話が怖くなくなっていた」と驚いたそうです。このように、最初はゼロに近い状態でも、半年しっかり取り組めば見違えるほど成長できる例もあるんです。

毎日の小さな積み重ねで英語コンプレックス克服

もう一人の成功例、Bさん（28歳男性）は学生時代から英語に苦手意識があり、「自分は英語ができない」とコンプレックスを抱えていました。それでも仕事で英語が必要になりオンライン英会話を開始。最初は案の定うまく話せずへこむ日々でしたが、「とにかく毎日5分でも英語に触れる」と決めて実践しました。オンライン英会話のレッスンは週3回受け、それ以外の日もシャドーイングや英語日記で毎日英語をアウトプット。すると、3ヶ月ほど経った頃から少しずつ会話に慣れ始め、講師に冗談を言って笑い合える余裕も出てきたそうです。

1年後、Bさんは海外出張で英語プレゼンを乗り切れるまでに成長！ 「完璧な英語じゃなくても、伝えようとすれば意外と通じるし大丈夫」という自信を持てたことで、長年の英語コンプレックスを克服することができました。彼が強調していたのは、「毎日の小さな積み重ねこそが力になる」という点。まさに継続は力なり、ですね。

長期的にオンライン英会話を続けるコツ

• 無理のないペースで学習を習慣化する
  
• 具体的な目標設定と学習記録で成長を実感する
  
• 英語を生活の一部にして楽しみながら続ける

無理のない学習スケジュールで挫折を防ぐ

英語学習はマラソンのようなもの。最初に飛ばしすぎると途中でバテてしまいます。オンライン英会話も同様で、「毎日1時間やるぞ！」と意気込んでも、忙しい社会人にとってそれを続けるのはなかなか大変ですよね。そこで大事なのが、無理のないペースで学習を習慣化すること。

例えば、週に2～3回、1回30分のレッスンを継続する、といった具合に、自分が続けやすい頻度と時間を設定しましょう。ポイントは、「少し物足りないかな」くらいの量に抑えておくことです。その方が長続きしますし、「もっとやりたい」と思えば追加すればいいんです。

また、習慣にするには生活の中に組み込む工夫も有効です。「毎朝出勤前に1レッスン受ける」「夜寝る前に英語で日記を書く」といった風に、決まった時間帯に組み込めば忘れにくくなります。自分に合ったリズムでコツコツ続けることで、大きな挫折を防ぎ、気づけば確かな成長に繋がりますよ。

目標設定と記録でモチベーション維持

長期戦だからこそ、明確な目標を持つことがエンジンになります。ただ何となく続けるより、「〇ヶ月後にTOEIC○点アップ」「半年後に英語でプレゼンできるようになる」など具体的なゴールを設定しましょう。

目標があると、達成に向けて頑張ろうという気持ちが湧いてきます。そしてもう一つ大事なのが学習の記録です。日々どんな勉強をしたか、どれくらい話せるようになったかをメモしておくと、自分の歩みを後から振り返ることができます。

例えば、オンライン英会話で話せたフレーズや新しく覚えた単語をノートに書き留めておく、月末に自分の英会話を録音して初回と聞き比べる、などです。記録をつけておくことで、「最初は挨拶もままならなかったのに、今は自己紹介ができてる！」と進歩が目に見えて実感できますよ。目標に向かって進んでいるという実感は、モチベーション維持の強力な味方です。ゴールに向けた地図を描き、自分の成長日誌をつけながら、一歩一歩前進していきましょう。

英語学習を日常に組み込み楽しむ

オンライン英会話だけが英語学習ではありません。長く続けるには、英語を生活の一部にしてしまうのがおすすめです。

例えば、通勤時間に英語のポッドキャストや洋楽を聞く、休日に英語字幕で映画を一本観てみる、スマホの言語設定を英語にしてみる、といった小さな工夫で日常的に英語に触れられます。

最初は「難しいかな？」と思うかもしれませんが、好きな音楽や映画であれば楽しみながら英語のシャワーを浴びることができますよ。さらに、英語で日記をつけたりSNSで海外の人と交流したりすると、「勉強してる感」なくスキルアップできます。

要は、英語に触れること自体を当たり前の習慣にしてしまうんです。楽しみながら続けられれば勝ちで、気づけばオンライン英会話のレッスンでも英語が自然と出てくるようになるでしょう。好きこそ物の上手なれというように、楽しむ工夫が上達の原動力になります。

まとめ

オンライン英会話でへこんでしまう理由と、その乗り越え方を見てきました。講師の英語が聞き取れない、うまく話せない、自分の成長が感じられない…誰もが直面する壁ですが、決して越えられない壁ではありません。モチベーションを回復するためには、小さな成功体験を積んで自信を取り戻し、他人ではなく過去の自分と比べて成長を実感することが効果的でしたね。

そして、シャドーイングや基礎の復習、独り言英会話などの勉強法で着実に力をつけていけば、必ず変化が現れます。実際に挫折から半年で会話を楽しめるようになった例や、毎日の積み重ねで英語コンプレックスを克服した体験談からも、継続の大切さがわかります。最後にお伝えした長期継続のコツでは、無理のないペース設定や目標と記録の活用、そして英語を生活に溶け込ませて楽しむ姿勢がポイントでした。

英語学習は一朝一夕にはいきませんが、一歩ずつ進めば昨日できなかったことが今日できるようになる素晴らしい旅です。落ち込む日があっても大丈夫。大切なのは、そこで辞めずにもう一度立ち上がること。へこんだ経験は決してムダではなく、次に成長するための踏み台です。あなたもきっと、今日からまた前を向いて進んでいけます。オンライン英会話の先にある目標に向かって、楽しみながら学習を続けていきましょう！ 私たちも心から応援していますよ。